将棋の強い小学生
将棋の強い小学生
父親から将棋を教わったのは小学生低学年のころでした。
父はどちらかというと囲碁の方が好きなようでした。
ただ、子どもに最初に教えるなら将棋がいいと思ったのでしょう。
まずは強い父が駒を落とす、駒落ちから始まりました。
動かし方を教わった後に父が飛車角桂馬香車を落とす6枚落ちが私のデビュー戦でした。
なかなか、勝てません。父親はにこにこしながら喜んでいます。
「弱いなあ。」とからかってきます。悔しがりの私は絶対に勝ちたいと思いました。
一番最初に6枚落ちで勝てた時はとても嬉しかったです。
そして、勝てるようになってからはあっという間に強くなってきました。
6枚落ちが4枚落ちになり、2枚落ちになり、そして平手で戦えるようになりました。
父親は子どもが強くなるのは嬉しいらしいのですが、ちょっと、悔しくもあるようで複雑な感じでした。
ある晩、近所のおじさんが私と将棋を指したいと言って突然家に来ました。
父親は嬉しそうにそのおじさんと話をした後、私との対局が始まりました。
おじさんは弱かったです。2週間ぐらい、毎日来ました。
そして、ある日からぱったり来なくなりました。
負けず嫌いの子どもだった私は、1回もおじさんに負けることはありませんでした。
おじさんはついにあきらめたのだと思います。
ああ、よかったと思いました。
おじさんには悪いのですが、弱い人と対局するとこちらも弱くなるので、早くやめたかったです。
もう、近所に私の対局相手は居なくなりました。
強い人を求めて、家から自転車で15分のところにある将棋道場に通うようになりました。
道場主に教わって、どんどん強くなりました。
その将棋道場に来ている大人に勝てるようになりました。
子どもですから、鼻高々でした。プロの棋士になろうかと本気で思っていました。
お見合いパーティー|浮気調査失うことを過剰に恐れない
得ることの喜びよりも失うことの恐れの方が人間は大きいようです。
あるものをやっと得ることができました。とても、嬉しいです。
そのものを失うことをとても恐れるようになります。
そして、失って、前と同じ状態に戻った時。
元々のない時より、不幸な感じを持ってしまいます。
失うことは本当に怖いです。
大切なものは絶対失いたくありません。
でも、失いたくない大切なものはたくさんはないはずです。
物質的なことがすすんできた現代には失いたくないものが多すぎる感じがします。
オイルショックの時にトイレットペーパーがなくなるということからトイレットペーパーの買い占めがありました。
これは一途に我が家のトイレットペーパーを失うことの恐れです。
「失うこと」に対してはどうしても過剰に反応してしまいます。
まず、ここで「失うことへの恐れ」に対して物で考えてみます。
家の中にたくさんのものがあるはずです。
その中で本当に捨てられないものはどれでしょう。
1週間本気で考えて、半分は捨てることを決めてみました。
覚悟を決めて、私は半分の物を捨てました。
捨ててみてわかった事は本当に大切なものは少ないということでした。
必要でないものを捨てること。
このことが「失うことの恐れ」に立ち向かう訓練だと思います。
物質的なことが進んできた今、失ってはいけない大切な事を見失っているかもしれません。
本当に失ってはいけないことは物質的なことではないと思います。
物質にまぎれているので、本当に大事なものが見つからなくなってしまったのですね。
本当に大事なものだけで生活していけばとてもシンプルになります。
本当に大事なものは何かを考える。
本当に大切な人は誰かを考える。
この考える習慣を身につけて、不必要なものを失うことに過剰に恐れるのはやめにしたいです。
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